親知らずの抜歯を実際に行うのが研修医や若い先生になることがあります。
研修医のいる病院での親知らずの抜歯は多くの場合大学病院や総合病院での抜歯ですが、親知らずを抜く患者側としては研修医や若い先生に抜歯されるのは怖いですよね。
研修医や若い先生は技術を磨き経験を積むためにやる気満々かもしれません。
心情としては「がんばれ!」ですが、いざ自分が治療される側になると嫌だなあとなってしまうのは勝手な話です。
でも現実は練習台にされるわけで。
下の歯の親知らずが両方とも横向き(水平埋没歯)だったため、かかりつけの歯科医に紹介状を書いてもらい市内の総合病院の口腔外科で親知らずを抜歯しましたが、研修医ではなくベテランの口腔外科医が両方の歯を抜歯しました。
総合病院なので研修医はもちろんいました。
研修医は男性で、歯医者=女性の歯科衛生士という組み合わせが当然と考えていたところに治療のアシスタントが男性というのは驚きました。
女性の歯科衛生士(口腔外科だから看護師?)はいましたが、町の歯科医院では女性の歯科衛生士の仕事を研修医がしていたのはある意味新鮮でした。
入院ではなく通院での抜歯だったので、片方ずつ親知らずを抜きました。
親知らずを抜いた家族が「片方はベテランの先生が抜いたけど、もう片方は若い先生の実験台にされていやだった」と文句をいっていたのを思い出し、もしかしたら…と2回めの親知らず抜歯日はちょっとドキドキでした。
しかしどちらもベテランの先生に抜歯してもらいホッとしました。
親知らずの抜歯を若い先生や研修医にされるのはイヤですが、名医と呼ばれる口腔外科医でも下積み時代があったわけなので、若い先生や研修医でも嫌がらずに治療を受けないといけないと思います…。
でもなるべくなら当たりたくない!